2013年9月20日金曜日

痛みの問診7

Please tell me when you start to feel the pain.
              
                                or
Please tell me when you first feel the pain.


この表現は、例えば自動的(他動的)関節可動域の評価を行う際に、痛みを最初に感じた時点(P1)で教えて下さいとうような状況で使うことのできる表現です。

この際に、

How would you rate out of ten?

10段階中どれぐらいですか?と聞くことによりVASの評価も可能です。


2013年9月15日日曜日

講習会のお知らせ

良い講習会を見つけたので紹介したいと思います。(主催者側の紹介の了解は取っています) これは貴重な機会です。行きたい。

スイス在住で、バレンスリハビリセンタ-の理学療法士として臨床に就かれている 長谷川 淳先生による講習会の開催が決定しましたのでお知らせいたします。
肩関節の治療でお悩みの方、痛みの治療に更なる知識と確実な臨床推論を導入されたい方等多数の先生にご参加いただければ幸いです。


申し込みはinfo@willlabo.comまで。

           講習会開催要項
講習会テーマ:「症例を通して学ぶ肩の痛みと機能障害に対する徒手療法」
開催日時:   2013年11月2日(土) 9:00~17:00(予定)
              11月3日(日) 9:00~15:00(予定)

講師:      長谷川 淳 先生 理学療法士
          リハビリテーションセンタークリニックスバレンス(スイス)
          IFOMPT(国際徒手的理学療法協会)認定療法士

会場       八千代リハビリテーション学院
          千葉県八千代市八千代台北11-1-30
          ※京成本線八千代台駅より徒歩10分

受講対象者:  ①教育の場で「肩の徒手療法」に興味をを持たれている理学療法士
                          ②臨床の場で「肩の治療」に疑問を持たれている理学療法士
          ③徒手療法に興味を持ち、臨床で実践されている作業療法士

受講定員:    30名
受講費:      20,000円(2日間)

懇親会:     6,000円
          ※1日目の終了後懇親会を予定しております。
            長谷川先生と直接ディスカッションするチャンスです。
            海外の医療事情などのお話も聞けます。

受講申し込み: 下記講習会主催者のメールアドレス(info@willlabo.comあるいは住所に、
           ①氏名 ②職種 ③所属 ④懇親会参加の有無 
           ⑤連絡先アドレス(PCからのメールを受信できるアドレスでお願い致します)
           を明記の上、「徒手療法講習会申し込み」として、
           メールあるいはハガキでお申込み下さい。
           (携帯電話のメールからお申込みの方は、
            PCからのメールを受診できる設定かご確認をお願い致します)
           後日、お申し込みされた方へ、詳しい受講案内をお送りいたします。
           
          ※お申し込み後、1週間が過ぎても連絡が来ない場合、恐れ入りますが下記
            電話番号までご連絡をお願い致します。)

申込期間:    2013年5月1日~10月1日(必着)
           ※申し込み多数の場合は、締め切り後選考させていただきますのでご了承ください。             受講の可否は後日お知らせいたします。
主催:       リハビリスタジオ Will Labo
          東京都墨田区両国1‐17‐3-101
          03‐5638‐8008
          e-mail:info@willlabo.com(お問い合わせもこちらからお願い致します)

講習内容:   ①肩の痛みと機能障害に対する問題を把握する
          ②問診並びに検査情報から仮説を設定しそれらを検証する
          ③検査、鑑別診断、治療手技を実習する
          ④包括的管理の原則を理解しプログラムを立案する

プログラム:   1日目 症例デモンストレーション、グループワークによる症例検討
          2日目 検査、鑑別診断、治療手技を実習、包括的管理指導への具体案
       
       ※両日とも基礎的な解剖学や運動生理学などの講義は講義内容に含まれません。


講師からのメッセージ:
 痛みに対する治療法としての徒手療法が発展してきた歴史を見ると、過去に「正確な診断による治療」という時代がありました。
それを目指した先輩方は、良い成果を残しましたが、多くの失敗もしてきました。
そして、何故その失敗が起きたかを理論的に考察し、予防する為には、情報収集と仮説設定、およびその検証という問題解決過程での考え方を発展させてきました。
その考え方は、(日本では臨床推論と訳される)クリニカルリーズニングという概念で、1990年代からオーストラリアから始まり、世界的に注目される様になりました。
 その概念(オーストラリアンアプローチ)の素晴らしさを出来るだけ多くの方々にご理解頂こうと、1995年からスイスならびに日本各地で講演や講習会を行なって来ました。
以前の講義では、診断名からの直接的な治療アプローチに対する問題を提示し、問題解決の為の仮説立案とその検証に対するクリニカルリーズニングの概念を説明し、実際に臨床で必要な検査や治療手技を実習してきました。
それにも関わらず、時には最後のまとめの時間に、受講者から「では、この診断名を持つ患者さんの治療はどうやれば良いのですか?」と質問され、かなり落胆したこともあります。
そこで、今回の講習会では、臨床でよく遭遇する幾つかの症例を通して肩の問題を理解し、 それらに対する効果的な治療を実践する内容で新たに企画してみました。
皆さんと、楽しく一緒に勉強したいと思っています。

基本動作3

Could you show me how you .......... ?

...........のところに動詞を入れることによって、その動作/アクティビティをどのように行っているのか見せてくださいという表現になります。


例えば、立ち上がり動作を確認したいときには

Could you show me how you stand up?

と言うことで、立ち上がりの動作分析が可能です。さらに、もう一度同じ動作を行ってもらいたい場合には、

Could you do that one more time for me please ? 

もしくは

Could you repeat that for me please?

と聞けば再度、動作の確認が可能です。


2013年9月13日金曜日

痛みの問診6


Is it sharp, dull, throbbing, ache etc??

それは例えばシャープな痛み?じんわりとした痛み?それとうずくような痛み??


問診5の続きで具体例を出したversionです。日本語でもよく例を出して説明しますよね。英語でも同じです。痛みの表現は覚えておくと便利です、よく使います。

ちなみにかゆい、ってどういうか知ってますか?

正解はitch です。 イチーって読みます。It really itch around my shoulder!とかそんな感じで使います。

2013年9月11日水曜日

基本動作2


Can I get you to lie down on your back please ?


これは患者さんに仰向けになって欲しいときに使う表現です。

仰向けにと英語で考えたとき、日本でSupineと習っているので、そのまま使ってしまいがちですが、要は患者さんに背臥位になってくださいと言っているようなものです。

医療系の知識がなければ背臥位は一般的ではないですよね?なので back (背中)に横になって下さいというニュアンスを使うと理解してもらえます。


同じように、側臥位では

Can I get you to lie down on your right/left side please ?

と言うことによって、側臥位(右側が下か左側が下か)に促すことができます。


基本動作1

Can I get you to lie down on your stomach/tummy please ?


患者さんにうつ伏せになって欲しいときに使える表現です。

Stomachは胃という単語ですが、この文章のように使うとお腹を下にして横になってくださいという表現になります。

また、tummyもお腹という表現で使えます。

医療者として評価を行う際に重要になる表現です。

2013年9月10日火曜日

痛みの問診5


How would you describe your pain?


その痛みはどのような痛みですか?


よく使いますよね。奥の方がキリキリするとか、じんじんするとか、さされたような板意味だとか。


2013年9月9日月曜日

痛みの問診4


Is the pain constant or does it come & go?


その痛みはずっと続いてますか?それとも痛みが出たり出なかったりですか?



Constantでずっと続く、というニュアンスで、come & go は、(痛みが)出たり、出なかったり、という表現です。

もしConstastだったら、

Do you mean that you are never without it?

と確認する事も良いと思います。

2013年9月7日土曜日

本の紹介1

時々本の紹介をしようと思います。
(ここを読んでるだけじゃやっぱり足りないと思うので)


最初は、聞くため、話すために役に立ちそうな本。






これいいっす。英語はやっぱり音を覚える事がとても大事だと思います。地道なトレーニングだけど、その分しっかりと実力がつきます。やっぱり地道が大事ですネ。


2013年9月6日金曜日

痛みの問診3


Do you have any pain in your shoulder/elbow.... etc.?


他に痛い所はありますか?



日本語では当たり前に使ってる表現ですが、英語だとこんな感じです。



2013年9月5日木曜日

痛みの問診2


Does it extend above/below hare?


その痛みはそこ(ここ)から上にいったり下に広がったりしてますか?




痛み、特にしびれなどは広範囲に広がる事がありますよね。その時に使える表現です。
くだけた表現だと「going up or down from here?」とかも言います。


2013年9月2日月曜日

痛みがある所教えてくれますか?

Show me where you feel the pain or other symptom(s)?
You can point out where you have the pain.

痛みの感じている所を教えてくれますか? 指で指してくれても構いません。


必ず使う質問です。そこから更に色々な質問をする必要がありますがまずはこの基本の文を覚えたら便利です。

Symptom : 症状 


ベットから出た?


Have you been out of the bed since you had an operation?

手術してからベットから出ました?


これは術後の患者に使う表現ですネ。術後担当になった時にベットサイトに行って使います。それによって今後の対応も変わってくるので大事な質問です。

As far as you are concerned, what is your main problem at this stage?


As far as you are concerned, what is your main problem at this stage?

今の段階で一番困ってる事はなんですか?



これは一番最初患者と話す時に使う、「今日はどうしてここに来たんですか?」的なニュアンスです。他にも色々な言い回しがあると思いますが、この文が無難で丁寧な言い方でよく使われます。(ネイティヴの人はもっとくだけた言い方をよくしますが。。。)