良い講習会を見つけたので紹介したいと思います。(主催者側の紹介の了解は取っています) これは貴重な機会です。行きたい。
スイス在住で、バレンスリハビリセンタ-の理学療法士として臨床に就かれている 長谷川 淳先生による講習会の開催が決定しましたのでお知らせいたします。
肩関節の治療でお悩みの方、痛みの治療に更なる知識と確実な臨床推論を導入されたい方等多数の先生にご参加いただければ幸いです。
申し込みはinfo@willlabo.comまで。
講習会開催要項
講習会テーマ:「症例を通して学ぶ肩の痛みと機能障害に対する徒手療法」
開催日時: 2013年11月2日(土) 9:00~17:00(予定)
11月3日(日) 9:00~15:00(予定)
講師: 長谷川 淳 先生 理学療法士
リハビリテーションセンタークリニックスバレンス(スイス)
IFOMPT(国際徒手的理学療法協会)認定療法士
会場 八千代リハビリテーション学院
千葉県八千代市八千代台北11-1-30
※京成本線八千代台駅より徒歩10分
受講対象者: ①教育の場で「肩の徒手療法」に興味をを持たれている理学療法士
②臨床の場で「肩の治療」に疑問を持たれている理学療法士
③徒手療法に興味を持ち、臨床で実践されている作業療法士
受講定員: 30名
受講費: 20,000円(2日間)
懇親会: 6,000円
※1日目の終了後懇親会を予定しております。
長谷川先生と直接ディスカッションするチャンスです。
海外の医療事情などのお話も聞けます。
受講申し込み: 下記講習会主催者のメールアドレス(info@willlabo.com)あるいは住所に、
①氏名 ②職種 ③所属 ④懇親会参加の有無
⑤連絡先アドレス(PCからのメールを受信できるアドレスでお願い致します)
を明記の上、「徒手療法講習会申し込み」として、
メールあるいはハガキでお申込み下さい。
(携帯電話のメールからお申込みの方は、
PCからのメールを受診できる設定かご確認をお願い致します)
後日、お申し込みされた方へ、詳しい受講案内をお送りいたします。
※お申し込み後、1週間が過ぎても連絡が来ない場合、恐れ入りますが下記
電話番号までご連絡をお願い致します。)
申込期間: 2013年5月1日~10月1日(必着)
※申し込み多数の場合は、締め切り後選考させていただきますのでご了承ください。 受講の可否は後日お知らせいたします。
主催: リハビリスタジオ Will Labo
東京都墨田区両国1‐17‐3-101
03‐5638‐8008
e-mail:info@willlabo.com(お問い合わせもこちらからお願い致します)
講習内容: ①肩の痛みと機能障害に対する問題を把握する
②問診並びに検査情報から仮説を設定しそれらを検証する
③検査、鑑別診断、治療手技を実習する
④包括的管理の原則を理解しプログラムを立案する
プログラム: 1日目 症例デモンストレーション、グループワークによる症例検討
2日目 検査、鑑別診断、治療手技を実習、包括的管理指導への具体案
※両日とも基礎的な解剖学や運動生理学などの講義は講義内容に含まれません。
講師からのメッセージ:
痛みに対する治療法としての徒手療法が発展してきた歴史を見ると、過去に「正確な診断による治療」という時代がありました。
それを目指した先輩方は、良い成果を残しましたが、多くの失敗もしてきました。
そして、何故その失敗が起きたかを理論的に考察し、予防する為には、情報収集と仮説設定、およびその検証という問題解決過程での考え方を発展させてきました。
その考え方は、(日本では臨床推論と訳される)クリニカルリーズニングという概念で、1990年代からオーストラリアから始まり、世界的に注目される様になりました。
その概念(オーストラリアンアプローチ)の素晴らしさを出来るだけ多くの方々にご理解頂こうと、1995年からスイスならびに日本各地で講演や講習会を行なって来ました。
以前の講義では、診断名からの直接的な治療アプローチに対する問題を提示し、問題解決の為の仮説立案とその検証に対するクリニカルリーズニングの概念を説明し、実際に臨床で必要な検査や治療手技を実習してきました。
それにも関わらず、時には最後のまとめの時間に、受講者から「では、この診断名を持つ患者さんの治療はどうやれば良いのですか?」と質問され、かなり落胆したこともあります。
そこで、今回の講習会では、臨床でよく遭遇する幾つかの症例を通して肩の問題を理解し、 それらに対する効果的な治療を実践する内容で新たに企画してみました。
皆さんと、楽しく一緒に勉強したいと思っています。
0 件のコメント:
コメントを投稿